南極ゲーム観測所

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DMMブラウザゲー探索とか。その4/4

引き続き、続きの続きです。4回目。今回でラスト。

 

  今回も、ゲーム性の比較で一般版R指定版どちらにも触れていくので要注意(DMMは同一アカウントでスイッチできる)。

 

前回の記事

www.underpolar.com

 

プレイ中のゲーム~その4

アートワール魔法学園の乙女たち・R

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アートワール魔法学園の乙女たち

ちょっとシステムが変わってるのでピックアップ。

一般的なガチャゲーかと思いきや、メインコンテンツがキャラではなくシナリオなので本質的にはギャルゲーですね。

 

もちろんガチャはあるんだけど、キャラではなくイラストのレアリティに応じたポイントが貰え、そのポイントを貯めてキャラをスカウトするという方式。
ちなみにガチャでもらえるイラストはパネルと呼ばれ、トップページに飾るだけの完全なアクセサリーです。

スカウト出来るキャラは最初から全員解放されていて、ポイントさえ貯まれば自由に選べるのでガチャより大分良心的ですね。ポイントもそんなに確率重くないし。

 

キャラ毎のノベルパートがメインストーリーかつリワードで、シナリオを進める為にバトルを繰り返しクリアしていくのが基本進行。

バトルはレベル(難易度)別に用意されているけど、回数かければ低レベルでも読み進められるので無課金でも詰まない作り。
時短する場合は先述のガチャポイントでレベル上げて高難易度で回してね、というつくり。バトル自体はオートなので装備とレベル依存。バトルにゲーム性はほぼ無し。

 

ヒロイン別に用意されたシナリオを完走すると、最後の報酬として一般版ではオマケが、R指定版ではアダルトシーンが入るという作りなのでゲーム性としてはアダルト要素完全にオマケですね。

シナリオの面白さで先に進ませる作りなので報酬無しで成立してるし、オマケを見るために結局行き来するのなら、なんならR指定版要らなくない?くらいまである。泣けるエロゲーのエロが邪魔的なあるある。

 

シナリオ的にはザ・王道な、異世界で魔王倒した俺が学園の教師になった話(ほんとにそのままこれなので)で、ラノベとギャルゲの濃いとこ取ってきたなっていう印象。転生はしてません。

主人公のクセが強いのでそこそこ振り落とされそうな気がするし、その設定と言い回しちょっと古ない?ってポイントはあるけどヒロインは魅力的に描かれているので読み進めるモチベーションは保たれます。

 

今のところ、バトル部分は全くゲーム性を感じないので、装備の合成をやり繰りしてビルドするノベルゲームという感じ。ノベル部分は面白い。

じゃあ普通のギャルゲーでいいじゃんとも思うけど、定期的にイベントが増えたり、キャラが増えていく”アップデートするギャルゲー”と考えると、これはこれでライブ感があって楽しさが続く分、ユーザー的にもいいのかも。

でもサービス終了で遊べなくなるのが致命的すぎるんだよな。

ちなみにバトル的な面では装備とガチャのポイントを割り振ってレベル上げしていくのがメインではありつつ、キャラのポテンシャルのウエイトがデカすぎるのが難点かな~。シンプルに好みでパーティ組むと無課金では場合によってはかなり辛くなりそうなので攻略情報は仕入れた方がいいです。


全員のシナリオを片っ端から見ていくというよりは、気に入った子をピックアップしてシナリオ読み進めつつ、お気に入りのイベントが来たらたまに課金、くらいが推奨の遊び方だと思います。

書き忘れましたが、ログインさえしてればスタミナは上限無く貯められるのでとりあえずログインだけしておけば時間が出来たときに一気に読む、というプレイもできます。

うん、全体的にいいゲームだと思います。コンテンツの核がはっきりしてて運営スタイルとしてもかなり健全だと思う。たまにちょこちょこやりたい。

 

 

まとめ

 以上、4回に渡りDMMブラウザゲー探訪記、お送りしてきましたがいかがだったでしょうか。
今回、色々触ってみて意外と幅広いジャンルのゲーム性が取り入れられてることが知れたので、やっぱり食わず嫌いは勿体ないですね。

 

まあ予想通り作業ゲーな部分も少なからずあったわけですが、”ゲーム性の上での当たりハズレ”は想像以上のウエイトであるんだな~、というのが正直な感想です。

 

とは言ってみるものの、ブラウザならではの作りというかある程度のフォーマットが共通してて、その中の比較で面白みが理解できてきた所があるので、楽しさを知るなら複数つまみ食いしてみるのは結構お勧めです。

 

アートワールと英雄*戦姫は普通に楽しかったのでふんわり続けると思います。

アートワールはシナリオが丁寧でシンプルにお話が面白いし、メインシナリオは基本的に無課金でほぼ進められる塩梅。その上でガチャで外伝シナリオがアンロックって言うのが納得感あっていいですね。これなら課金してもいいかと思える。気が向いたときに読む、長い目で付き合うラノベって感じ。

英雄*戦姫はバトルが物理でゴリ押せなくなってきて戦略的な面白みも出てきたのと、知ってる偉人がとっかえひっかえ出る賑やかな世界観光に視覚的な満足感をそれなりに満たしてくれるのがいいですね。あとBGMがとってもいい。

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それなりにまとまったらその内レビュー書くかもしれません。