2020年も早いもので終わりですね。
今年はGoogleアップデートでかなり萎えて後半失速してしまいました。
元々少しずつペースを落としていこうと思っていた所のタイミングも重なり、更新頻度が遠のいてましたが、気分も持ち直してきたのでブログ自体はぼちぼちのペースで続けていこうかと思っています。
ゲーム自体は相変わらずプレイしてい続けていますしね。
と言うわけで年末のご挨拶に変えて当ブログ的GOTYランキングを今年も発表していきます。
GOTYの基準は、このブログを読んでくれている方にプレイをお勧めしたい度です。
5選がキリいいとは思うんですけどパッとしたものがなくて4選で。
かなり楽しみにしていた割にタイミングが合わず触れてないものも多数あります。そのため、今回は絶対おすすめの4選のみとします。
南極ゲーム観測所的2020年GOTYランキング
4位 ファイナルファンタジー7 リメイク
4位っていうとあんまり楽しめてないような順位に見えるかもしれないですけど、そうではないんです。未だにPSテーマ使ってるし。
個人的な満足度は、期待していたものの理想を体現するような完璧な出来。
でも物語を読めば読むほど新規プレイヤーに目がいっていない内容なので人を選びます。実際、出来はいいから新規プレイヤーでも楽しめはするし、ビジネス的な意味でもフォローはきっちり抑えてるんですよね。でも、本質は既存プレイヤーへの愛だけで満たされています。
だから、本当にこのゲームの面白さが体感できるのは原作をプレイしていて思い入れが深い人のみとなります。と言うわけでこの順位。
3位 天穂(てんすい)のサクナヒメ
このゲームを褒めるのにインディーなのに凄い、とか、開発人数が少ないのに、とかよく出ますがそんなのどうでもいいんです。
ストーリーとゲーム性の調和こそがこのゲームの素晴らしさです。
コツコツ稲作やって、キャラクターがステータスアップしていく。それに伴いストーリーで精神的な成長が語られる。そんな芯の通った調和が体験としてのゲームプレイを強く心に迫るものにしており、決して派手な話ではないのに気付けばじんわり感動している。そういうゲームでした。
2位 グノーシア
単純にストーリーの美しさとしては今年No1です。
メタ構造を取り扱った作品の中でも、1番かもしれない。
人狼シミュレーションという独自のジャンルを作り上げながら、それだけにあらず。ループ構造を落とし込むための世界観設定が生み出した見事なラストは奇跡としか表現できないです。
プレイヤーが感じる喪失感って、どこまで主人公に感情移入しても主人公への一方的な共感でしかないですが、本作の喪失感の深さは他のゲームの比ではないです。そして満足感も。
設定通り、永遠をそこに感じられるゲーム。
これいいな。セツはないん?
GOTY LAST OF US The Part2
不動の1位です。
メーカー側の立ち回りに若干の難を感じたり、SNSでのユーザーのヘイトの熱にドン引きしましたが、そういった所も含めてこの作品が完成されたような気がします。
このゲームが残した爪痕はかなり意義深いでしょう。あとサイレントマジョリティの評価は言うほど悪く無いのではないか、と感じています。
プレイヤーにとって不快な操作をさせる事のよって没入から遠ざけるという、ゲームの楽しさの根本から覆すようなアイディアを実現させたことは発明に近いです。
今後10年くらいに掛けて、このメタ部分で問いかける要素を持ったフォロワーが現れるのではないかと期待しています。
おわりに。
上記で書いた通り、楽しみにしていたのに触れてないタイトルが今年多くて。正月期間中に頑張って積みゲー消化したいと思います。
特にsteamのアドベンチャー系の積み率がヤバい。
そう言うわけで2021年は時事性を無視したレビュー投稿が増えると思います。どうぞよろしくお願いします。
まあマイペースにやっていきます。良いお年を!