ヤクオク使ってる方なら知ってるかもしれないですけどごくたまに相場の半分くらいで売られているゲームソフトってあるんですよ。官公庁オークションっていうんですけど。
官公庁オークションとは
その名の通り公的機関や自治体が出品者の特殊なオークションです。
主に2種類あります。
1.インターネット公売
税金の滞納者から差し押さえた出品物
2.公有在財産売買
公的機関や地方自治体が所持していた出品物
ゲーマーが注目するのは1です!
(2も格安で消防車とか公用車が売りに出されてたりして、意外とハチャメチャなので見てみると面白い)
開催頻度としてはインターネット公売と公有在財産売買が被らないように開催されているようで、大体月1くらいの頻度の模様です。
せり売り形式と入札形式
そしてインターネット公売にはオークション形式に2種類あります。
1.せり売り形式
普通のヤフオクと一緒です。指定の時間までに1番高い入札者がゲットできる方式
2.入札形式
いっせーので出して1番値段が高かった人がゲットできるって形式。相場を知らずに突っ込むと痛い目を見るやつですね。こわっ。
と言っても実際開催中のオークションを見る限りここを見ている方が興味を持つような出品物はほとんどせり売り形式ですけどね。
インターネット公売のメリット
とにかく安い&ライバルがいない!
じゃあ当然人気なんでしょ?と思う人がいると思いますがそんな事ないんですよね。
実際にみてこのページ。
こんなの安いのにね〜。
スタート価格の平均としては相場の半分くらいを想定しているみたいです。
実際、今僕が見てるタイミングでもSwitch本体にソフト3本ついて12,000円とかPS4のリバーステラー(と他1本)が相場の半分の3,500円とかエグい掘り出し物だらけ。
ところがなんと誰も入札していない...!
じゃあどんな問題があるのか、なぜライバルが極端に少ないのかっていうのをデメリットの項目で説明します。
インターネット公売のデメリット
ザックリ言うとどちゃくそ面倒臭いんですよね。
落札物を出品した機関まで受け取りに行かなければならない
これ意味わかりますか?
郵送を受け付けていないんですよ。
つまり北海道の自治体が出品しているものを落札した場合、北海道まで出向く必要があるって事。
...まあこれでライバルが極端に少ない原因については概ね理解いただけたと思います。
逆に言うと行ける範囲の自治体でオークションが行われていた場合はチャーンス!って事になりますね。
しかし残念ながらもう一つ大きなデメリットがあります。それがこれ。
入札前に事前申し込みが必要&手続きが煩雑
自治体によって異なるみたいなんですが本人確認書類が必要だったり住民票が必要だったり結構めんどいみたいです。
住民票って単語が出た時点で「うわやーめよ」って思ったあなた、気持ちはよく分かります。
実際、どのくらいめんどいのかブログのネタがてら試してみようかな、って思ってたんですけど行ける範囲にないので僕も「やーめた」ってなりました。
あと些細なデメリットとしては
保証金が必要な出品物がある
って言うのもありますがこれは落札価格の10%を前払いするって形なのでまああまり気にする必要はないかと思います。落札できなかった場合は返ってくるみたいですし。
これもモノによってあったりなかったり。
ゲーム分野だけでもあったりなかったり自治体や各機関によってマチマチと言った感じですね。
また当然ながら
差し押さえられた物品が出品されている
という事が前提のため、差し押さえを食らうような人が使ってたものはちょっと…というような人には向かないと思います。
ただゲームは衣類や家具などとは違って起動さえすればなんでも一緒な所があるので気にしない人にとっては掘り出し物を探すチャンスとも言えます。
まとめ
というわけで実質、選ばれし者にしか落札出来ない状況ではありますが、ゲーム本体なんかを手に入れる場合なら煩雑なコストを払う価値はアリだとと思います。
めんどくささも居酒屋の話のタネにはなるし、行ける範囲の機関でオークションが開催されていれば挑戦してみてはいかがでしょうか?
月1の宝探しだと思ってたまにチェックしてみると面白いかも。東京の人はチャンス多めかもね。