プレイ途中の感想です。
チャプター8まで来ました。
半分くらいまで来たかな?
※この記事はPS2のスクエニ作品のネタバレを含んでいます。注意。
予想外なバイクレース
メインシナリオはジェシーの帰省から伍番魔晄炉ミッションへ。落下したクラウドがエアリスと一緒にタークスから逃げるところまで来ました。
特にジェシーの戦う理由を描写したのは...ずるいなぁ〜。ガチ過激派の本派を出したことでアバランチメンバーの立ち位置もはっきりしたし、かなり感情移入しやすくなってます。
直前のバイクレースも「ここで!?」と思うタイミングで入ってきてよかった。原作ファンに向けたサービスがてんこ盛りですね。BGMのアレンジもいい意味で90年代の古臭さが残ってます。イントロが流れた瞬間からテンション上がりっぱなし。
ローチェもいいキャラしてます。ギルガメッシュ並みのしつこさで絡んできてほしい。
上層七番街での一連のイベントは原作には全くない要素のはずなのに物凄くFF7をやってる感覚が強かった。
イベントの盛り上げ方やセリフ周りなど、テイストが本当に当時のそのまま。 まさに昔のFFそのもののノリ。
ストーリーの異物感
なんですけど、反面ストーリーに関してはリメイク作品をプレイしている感覚があまりないですね。ほとんど筋を知っているにも関わらず先が読めない。
アバランチメンバーを始めとしてストーリーの掘り下げが深くなったのもありますし、ゲーム性がかなり変わったっていうのももちろんあります。だから全然プレイフィールが違ってて当たり前なんです。
そういう要素も確かにあるんですけど、そもそもストーリー変わってないこれ?
そりゃ肉付けいっぱいしてるからストーリーも変わるだろう、って思われるかもしれませんけど改変っていうよりFF7のストーリーのフラグを積み直している感じ?というか続編じゃないこれ?
所々に挿入されるフラッシュバック、忘れた記憶の回想の様に見えますがキャラクターにとって過去ではなく原作FF7の一場面を切り取ったものにしか見えない箇所があります。
それに運命の番人の存在が明らかに異物なんですよね。ミッドガル脱出の為のラスボスとしてねじ込んだのかな?と思ってましたが、こいつだけ物語に噛み合ってないですよね。
ライフストリームの一種なのかと思ってたけどエアリスが恐がっている反応がしっくりこないしなぁ。
彼女を助けようとするのもなんか変だし、どこに誘導しようとしているんでしょう。となるとエアリス救済ルートのお話になっていくんですかね?
タイトルにpartナンバリングが入ってなかったのって商業的な理由だけじゃなくて今後は全く別の話に展開するからタイトルが変わるとかだったりする?
アレに似てる?
ところでこの引っ掛けっぽい構造どっかで既視感があるなぁと思ってて。
思い出したのは『ヴァルキリープロファイル2シルメリア』でした。
この作品は前作の数百年前を描く前日譚と謳いつつ、実際そうなんですが、前作のクライマックスである未来の時代から過去へ逃げ延びてきたキーキャラクターが過去を改変して荒らし回るというストーリーでした。
つまり舞台は過去だけど実質的には続きの物語という、ミスリードを誘うプロットの物語でした。物語の転換点のシーンの音楽がすごい良くて未だに記憶に残ってます。
それがなんとなくFF7Rにも近しい雰囲気を感じるんですよね。
この作品が原作FF7のリメイクの皮を被った、事実上の続編だったりしたら面白いな〜と思いつつ続きを進めていきたいと思います。
そんなワクワクを感じつつ、動くレノも見れてテンション爆上がりでした。
次回作以降はこの声が聴けないかと思うと寂しいです。ですが、まずはFF7Rをしっかり楽しみたいと思います。
次はルードだ〜!!
あ、あとシルメリアについて。
PS2作品ですが、今見ても美しいと感じられるバケモノグラフィックの隠れた名作です。興味のある人は是非調べてみてください。動画見返したけどやっぱり綺麗だった。
神話が好きなら楽しめると思います。
移動に独特なRTSっぽさがある特徴的な戦闘はアクション性が高く、爽快感と歯ごたえがあります。初代リスペクトのRPGはいくつかありますが、シルメリアの様な戦闘システムは今のところ見たことないですね。唯一無二だと思う。
ストーリーの尖り方のせいで過去作ファンには不評ですが...物語も好きでした。
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