ずっと気になってたノベルゲーム
前々から気になってて触る機会がなかったのですが、無料化されている事を知ったのでプレイしました。中盤までのインプレッションです。
自転車創業はメーカー名。
ちなみに株式会社自転車創業は全く関係ないメディア運営会社。
プレイしたノベルゲーム名は『そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ』です。
そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ
- 出版社/メーカー: 自転車創業
- 発売日: 2006/07/28
- メディア: CD-ROM
- 購入: 6人 クリック: 123回
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iOSアプリもWindowsソフトもあります(Steamではなくスタンドアローン)。
Amazonリンクはディスク版なので有料ですが、メロンブックス、DiGiket 、DMMストアに行けば無料でダウンロードできます。
プラットフォーム多数なので詳しくは公式サイトにて。
PC版の方が操作しやすいのでおすすめ。
システム
システムとしてはサウンドノベルのフォーマットを被ったアドベンチャーゲームですね。
基本的にノベルパートを読み進めていくのですが、そのままにしておくと文章がループし始めるので能動的に謎解きをしていかないとストーリーが進みません。
道中で得られた手掛かりをキーアイテムとして所持することが出来、これをもとに謎解きを進めます。
いつでも遡れるバックログから任意の文章にタイムトラベルの様に移動できて、特定の場所で手掛かりとなるキーアイテムを使用すると展開が変化し、物語が進むという流れ。
最近のゲームだとシステム部分はレイジングループが近いかも。
レイジングループはあくまでも読み進める順番を誘導する仕掛けとしてシンプルなものでしたが、こちらはかなり難易度高め。
解き味としてはポイントクリック型の脱出ゲームに似た感覚。
感想
かなり昔のゲームなのでキャラクターのノリは若干今風ではないです。
でも立ち絵のモーションが豊かでゲーム部分に古臭さはあまり感じないです。
仕掛けがかなり難しいので、もう少し時間が掛かりそうです。
その分、解けたときの爽快感はあります。
ハマった時のカチッってSEがいいですね。
発売時期を考えるとシステム的にかなりの挑戦作に違いないです。
ノベルゲームで時間のループを表現していたり、手掛かりとなるキーアイテムを特殊な石に記憶を保持させることで表現していたりと、メタ的な表現部分でもかなり独自性が高いです。