南極ゲーム観測所

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【PS4感想】Bloodstained-ブラッドステインド ファーストインプレッション

Igaキュラこと五十嵐孝司作品のブラッドステインドをプレイ中。

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だいたい半分くらい終わったと思います。

10時間くらい。ちょこちょこ詰まってたので平均プレイはもうちょっと短いかも。

 

特筆すべきは手触りのよさと、リメイクかのようなスーファミっぽさ

 

 

 

「こういうの」としか言えない手触り

「こういうのでいいんだよ」って感想で言われているようですが、どうしてそう言われるのか理由がよくわかった。

この手触りは多分プレイしないと絶対に伝わらない。

よく「自分でプレイしないと面白さは伝わらない」って定番文句がありますが、まあ実際は触らなくてもある程度のタイトルは予測できるんですよ。でもこのゲームは事前に抱いていた印象と大きく変わって好感触を感じました。

なぜなら良さがプレイして感じる手触りの良さに集約されているからです。ビジュアルの印象ではまず想像できない部分の感覚。

自分は探索がそんなに好きじゃないのでメトロイドヴァニアは取り立てて好みじゃないんですよ。作業感を感じやすい。

なので世界観に惹かれた場合にプレイすることが多くて、探索の楽しさは二の次で世界観に浸りたいというプレイスタイルが多いわけです。でもこの作品はとにかく月が映える背景が絵になるし、探索もどんどん進めたくなる。構造が建築物としてのリアリティを追求していなくてめちゃめちゃゲーム的。でもそのおかげで見映えのするステージが城の中にぎゅうぎゅうに詰め込まれている。

 

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既視感と説得力

スーファミで昔出ていたモノをリメイクしたかのような既視感と説得力がある。

ドットと内部音源で演奏されたBGMが思い浮かぶような既視感があって、それを今風にアップデートしましたという感じ。決して貶してわけじゃなくて、今の時代ではゼロから生み出せないようなSFC時代の良さを切り出してきたような印象。

魔力回復ジェムのSEなんかモロにスーファミの音なんですけど気持ちよくてついつい燭台壊しちゃう。

アクションにおいても同様で操作にダイレクトに反応する操作性と、素直すぎて事故落下視しやすかったり、当たり判定が結構ガバくてハマったりするいいところも悪いところも含めて“まんま”な感じでそれがこのゲームの手触りの良さに繋がっている。

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これが不快な要素を全部取り除いていたらこういう不思議な感触は得られなかっただろうと想像できる。

 

さすがジャンルの立役者の作ったゲームだけあって、粗も併せ持った忖度のない「こういうのが楽しいんだよ」っていう制作側の圧というか説得力があります。メトロイドヴァニアって楽しんだなぁ。

 

と言うわけで続きもプレイしていきます。