エキスパンションパックでアビスの地下書庫が解放されました。
それにより更に世界観が掘り下げられています。
当然バチバチにネタバレなので閲覧注意。
黒鷲学級プレイも第2部に突入し、アビスの地下書庫がやっと解放されました。
知りたかった十傑とセイロスとの関係性についても断片的に明かされてました。
これが知りたかったんや~。でも全てすっきり明らかにという訳ではなさそう。
金鹿・青獅子とクリアして3周目での現時点で自分なりのメモを残しておきます。
全てのルートを見ていれば、アビスの書庫をもって色んな謎が明らかになる仕組みなのかもしれませんね。
1つずつ見ていきます。
文献タイトル
とある貴族への手紙
リーガン公爵家クローディアからダフネル家の「君」に宛てたプロポーズの手紙。
「君」の兄弟(おそらく双子)である「彼」について書かれている。
「君」の兄弟「彼」はダフネル家に寝返ったお家騒動の話?時期的にはいつ頃だろう?
古びた書きつけ
帝国での新皇帝即位における料理のレシピ。
取り立てて変わった内容はないけれどメガミノツカイが不穏。
退廃の饗宴
セテスの署名入りにて廃棄された小説。
狂気的な皇帝の式典が描かれる。
女性視点で描かれているけれど...描写はやたらリアル。もしかしてセレスの書いた小説だったりする?単純にグロいから廃棄されたとも捉えられるが...。
愛の挨拶
爛れきった恋愛指南書。
こちらもセテスの署名入り。聖セスリーンの名前を使ったのがマズかった模様。
報告書の燃えさし
騎士団暗部の報告書。
歴史の闇からの視点で見解が綴ってある。
判明するのは4点。
- ファーガスの乱で遺産提供による闇うご勢力の関与があった。
- ファーガス初代国王は領地3分割を狙う何者かによって暗殺されたと言う見解。
- ダスカーの悲劇をガスパール城主の子クリストフが騎士団暗部の仕業だと主張している事。
- リーガン公オズワルドの嫡男一家が事故死した事件でグロスタール家が疑われたが騎士団は疑問視している事。
特に驚きの新情報というよりも本編の補足的な意味合いが強そうですね。
ただ全て通して読むと、闇うご勢力の暗躍の様にも見える。
恣意的に見るなら一貫してフォドラ各国の国力を分散させる為に暗躍していると取れなくもないです。
フォドラの虫大全
表紙を偽装した文章。
難癖をつけてフォドラの闇に葬られたテクノロジーの数々が書いてある。
書かれてるのはおそらく下記の内容
- 望遠鏡
- 石油
- 活字印刷技術
- 医療の発展(外科手術)
計略で使ってる火薬はいいのか...?って感じはしますが。この方針だと銃も封印する必要がありそうですが。
問題はこれらの技術を葬ったか理由ですよね。
素直に考えれば教団の地盤が揺らぐからっていう現実的な理由なんですが。
個人的に考えられそうなのは以下のあたり
- 単純に科学が発展していない理由を説明している
- 既得権益を守る事で技術が失われる皮肉
- どんな技術が破滅を招くのか実は大司教は知っている
世界破滅伝記
フォドラの前身ティニスに住む者たちが神ならざるものによって地下へ追いやられた経緯を伝える書。
闇に蠢く者の起源を語るものでしょう。
神ならざるものを討つために光の柱を立てたとあるので、自決覚悟で兵器(ミサイルは光の杭だったので多分核?)を使って対抗するも大地のみが消え、結果的に自滅したという事でしょう
洪水が大地を呑み闇うご勢力は地下へ。
英雄の遺産と紋章石
英雄の遺産と紋章石についての司祭の考察。
十傑以外の遺産があった事で、英雄の遺産は女神から授かったものではないのではないかということ。
紋章石を外すと動きを止め、付けると再び動き出す。そしてそれが人の中に宿る紋章の力をきっかけとしている事が書かれている。
そう動いてるんですよね。破裂の槍とか見るとよく分かるんですけどめっちゃキモい。
新鮮な刺身は切り身でもビクビクする的ななまじ肉体の生命力が強すぎるための反射の残りみたいなもんなんでしょうか。
個人的には生物というよりもシステマチックなものの様な気もします。
紋章石がエネルギー源で、紋章がID認証の様なものではないかと。
古い手記の断片
ネメシスが討たれた後、敗走中の十傑の手記。
ポイントは降伏した十傑の残党一族は命を保証されたことと、
ネメシスがセイロスに行った事を知らないと言う記述でしょう。
「長きにわたる生」との記述からも、十傑はジェラルドや四聖人同様に不老であったと思われます。
上記の文書から十傑の立ち位置がやっとハッキリしました。1番気になってたとこ。
- 十傑は英雄の遺産が神祖の遺骸から作られている事を知らなかった。
- 十傑一族郎党皆殺しではなく、氏長のみを抹殺したので紋章が途絶えなかった。
- ネメシスは何らかの方法で十傑に紋章を埋め込んだ。←おそらくここで闇うごの関与があった?
十傑の紋章と四聖人の紋章が出どころが違いそうです。
んーでも差異を考えると、紋章が何のために誰によって存在しているのかという謎が残りますね...。四聖人のものが自然発生的なものでそれを真似たのが十傑紋章か??
そもそも紋章に対する四聖人のスタンスがいまいち掴めないんだよな〜。レア様がまだまだ秘密を抱えてる様な気がしてならない...。
暦の謎
帝国が樹立する前は”節”ではなく”月”という呼称を用いていたと言う記述の断片。
つまりフォドラは現代から遠い未来として設定されているという事でしょう。
わざわざ暦を変更する理由については教団の権威づけという形で結論付けられています。
…が、これめちゃくちゃ気になりますね。
わざわざ世界観を現実世界の延長線上に置いたと言う事は、メタ的に見ればフォドラの設定において現実的な解釈が出来る要素があることを示唆しているのではないかと思います。
現実的な解釈っていうかSF的な解釈と言った方が適切かも。
具体的には竜とか紋章石の仕組みとか魔法とか。
闇うご人類を滅ぼした神ならざるものといい、神祖ソティスの存在理由といい、人類を俯瞰的に管理するものの存在が居ないと説明しにくい事が多いのも気になる。
まとめ
うーん、遺産の起源や十傑とネメシスの立ち位置については概ね明かされましたが、紋章と闇うごと竜については依然よく分かんないですね...。
攻略本読みつつ、教団ルートクリアしてみればわかるんだろうか。
攻略本は買いました。到着待ち。
今のところの情報で個人的な予想を言えば、
神祖ソティスは、闇うご人類の反省を活かしてフォドラ地方の人類がおイタをしない様に派遣された人類管理システム=つまり竜なのではないかと。
その管理システムはおそらく人為的に(人じゃないかもだけど)造られた生命体。
それをハックして作られたのが英雄の遺産で、十傑が持った紋章はハックによって遺産を強制起動する為に作られたもの。
四聖人が持っているものがオリジナルの紋章。という感じかな~。
この予想が当たってるのなら人類を統括する竜は各地域(各大陸)に配置されている事が予想できそうです。
世界観の謎を残しても「正史はない」と明言されている以上、続編はフォドラでは作れないですよねぇ。
別の大陸で続けるのかな〜。