Demo版の感想・レビュー
以前の記事で軽く感想を書きましたが、期待できそうな印象だったのでもう少し細かくレビューしておきます。
実際のところは分かりませんが、VA-11 Hall-Aフォロワー作品の喫茶店版といったところ。2番煎じ感は強くなくフォーマットだけ借りてきた全く別のゲーム、という印象かな。でもVA-11 Hall-Aみたいなゲームをもっとやりたい、という需要には応えてくれそうではある。
こういうカウンタートーク的な形式がADVの一ジャンルとして定着していくのかもしれない。
ジャンルと概要
ノベルパートを中心に、レシピを見ながらコーヒーを入れるゲームパートがたまに挟まるスタイルのアドベンチャー。
主人公は喫茶店のバリスタでお客さんとの会話がゲームのメイン。
レシピがスマホのアプリで確認できるのが現代っぽい。Demoでは多数のアンロックメニューがあるのでここがゲーム性のキモだと思われます。
ノベル部分はバックログやオートモードなどノベルゲームとしてのシステムが行き届いていて動作も軽快なので触り心地がいいです。
ビジュアルはアニメーションが思いのほか滑らかで、ガラス越しに見える街並みの雨粒なんかが画になっててイイですね。いい塩梅に雰囲気出てます。
雰囲気ゲーとしては既に楽しめそうな香りがしてます。
常連客のフレイヤ。たぶんメインヒロイン(恋愛的な意味でなく)
ゲーム性
コーヒーを入れる。それだけ。
ゲームとしては難しくもなんともないので、やはり会話を楽しむのがメインという事になると思います。
ただしラテアートだけはすこぶる難しい(ゲームの進行にはおそらく関係ないけど、ラテ系の飲み物にラテアートを描くことが出来る)
スマホでレシピを確認して→食材をチョイス。あとは入れるだけ。
世界観と舞台
舞台はファンタジー世界の住人たちが普通に存在する都会。独特です。
エルフは森を捨て、新興企業を起こし、、、っていう一文がパンチあります。
そんな社会の片隅で、深夜にしかオープンしない喫茶店を営んでいるバリスタが主人公。
異種族設定がいまいちどう活きてくるのか想像付かなかったけど、体験版をやればその片鱗は見えるので、あぁなるほど、ありふれたテーマなんだなって理解できます。
BGM
BGMはベーシックなアーバンポップからチルポップ。
公式はチルポップと謳ってますがヒップホップ要素は強くないです。
店内BGMとして流れ続けていますが、スマホのアプリを操作すればミュージックチェンジはいつでも自由。
この形式のADVではプレイヤーに委ねる形が主流になりつつあるのかもしれないですね。
この手の再生スタイルって曲間の間も結構いい味になったりするので、ちょっと雑目なクロスフェードなのがもったいないですね。曲調はしっとりしてるのにな。
キャラクター
主人公はお金持ちで、人の来ない深夜にだけ開く喫茶店を道楽として営業しているのでトークも全体的に余裕のある大人な雰囲気。言ってみればファンタジー深夜食堂。
唐突に明け透けな下ネタがぶっこまれたり(そういう要素自体はおそらくあるが)、いきなり客から喧嘩売られたりとかは今のところ無さそう。
常連客も落ち着いてて大人で素直。全体的にしっとりした深夜ドラマの様な空気感が楽しめそう。
まとめ Demo版なので未採点
ゲーム性に期待を求めるジャンルじゃないので、舞台設定(は正直ピンと来てないけど)とか世界観の醸し出す雰囲気なんかに期待が持てるならおすすめです。
操作性はこのジャンルにしては快適な部類だと思います。ローカライズもバッチリで違和感ないのでお好きなハードでどうぞ。
BGMが殊更気に入ればパッケージ。サクッとやりたいならDL版という感じでしょか。
PC版もあるらしいけどWindows10版って書いてあるので正直謎です。
ページはあるからSteamなのか…?

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