「忍者龍剣伝」ライクな忍者アクション The Messenger を勧めたい
今までブログで書いてきたゲームの中でもかなりマイナー寄りだと思います。
プレイしたいって書いてある通り、やってないです。
おすすめって言ってるのは実況プレイで見たからで、Steamの”いつかやるリスト”にぶち込まれてはや数か月…プレイ機会をうかがっている所です。
このゲームの魅力が結構分かりやすくて、
- 「忍者龍剣伝」オマージュなビジュアル
- 世界を8bitと16Bitで切り替えるギミック
- 中盤で大きく変化するゲームジャンル
- やたら作りこまれたメタ会話
という4本立て。映像だけでも分かりやすく楽しめた要素が多いんですよね。
だからすごくお勧めしやすい。
「忍者龍剣伝」オマージュなビジュアル
「忍者龍剣伝」ライクなビジュアルって言うのは元ネタを知ってる人なら画面を見れば一発で伝わると思います。もしご存じないならSwitchのファミコンオンラインでプレイできるので触ってみるといいです。吐くほどムズいので。
オマージュと言ってもレビューや動画を見る限り本作品の難易度はそんなに大したことないらしく安心です。
世界を8bitと16Bitで切り替えるギミック
ウリとなっている8bitと16Bitの切り替えギミックは、例えば、現在では行き止まりになっている場所を未来の16bit世界に切り替える事で壁が崩れているので通過できる様になる、みたいなまあよくあるっちゃある仕掛け。
面白いのは現在が8bitでファミコンっぽい見た目、未来が16bitに対応していてスーファミライクなビジュアルに変化するというという点。それに加えサウンドまでそれっぽい音に変化するというこだわりよう。
横スクロールからメトロイドヴァニアへ大きく変化するゲームジャンル
そういったギミックを駆使して物語に一区切りがついた中盤。
とある事件により、物語が大きく動くことになります。
それまで忍者龍剣伝よろしく2Dスクロールをやっていたはずが、今までの道のりからキーアイテムを探索するというメトロイドヴァニアに唐突に変化します。すげー発想。
見た目はレトロなのに、上記の2つの斬新な変化ギミックを併せ持った非常に現代的なアイディアが光るアクションゲームです。
やたら作りこまれたメタ会話
そういったギミックを解説してくれる案内役である、アイテム屋店主と主人公の会話がこのゲームの一番魅力的な所で、占い師風の見た目をした彼はシックな見た目に反してゴリゴリにメタネタ視点のぶっちゃけトークをかましてくるんですよ。それに負けじと主人公もメタで応戦するので会話が凄くシニカルで笑える。
なんなら初めての会話でニンジャガイデン(忍者龍剣伝の海外名)のパロディを入れてきたりするので、プレイヤー心理を分かってるなと思わせられること多数。
メタルギアシリーズの無線会話に近い印象かも。でもあれより鋭く尖ってます。
占い店が出現する度に、主人公は店主である彼にこう聞きます。「何か面白い話はないか?」と。店主は答えます「こんなのはどうだ」と。
聞かなくても進行になんの問題もないし、報酬が得られる訳でもない。
でもそれがこのゲームで一番のハイライトと言えるやりとり。
という訳で、おすすめインディー「The Messenger」でした。
え? やってないもん勧めんなって??
ごもっとも!!!
というわけで、これからプレイします。
ドゥン!!!
なんとこの「The Messenger」
21日までEpicGamesで無料配布中!
みんなもやってくれよな!
という宣伝でした。なんかEpicの回し者じみてきたな…。
でもEpicのチョイスマジで絶妙なんだよ。
ちょうど積んでるゲーム推してくるからヤツら。
マイナー過ぎず、気になってたけど買うに至ってないっていうゲームってあるじゃないですか?
そういうのばっかり狙い打ちしてくる感じ。選定してる人はかなり通だと思うよ。