Celesteとりあえずストーリークリアしたのでレビュー
ファイナルアップデートを機に買ったCeleste チャプター7までクリアしました。
アップデートのチャプター9までが遠い…!
噂に違わず滅茶苦茶楽しいゲームでした、Celeste。
どんなゲームかについては事はこちらに書いてあるので合わせてご参照下さい。
それではレビューです。
ストーリーと難易度のシンクロ性
自分の中の<何か>を見つめにセレステ山を登り始めたマデリンの苦悩を、”アクションの難易度”で追体験しているようなゲームでした。
ストーリーは到って王道というか起伏を期待するような話でもなく、(内容は重いが)割とシンプル。ですが、マデリンの心境と登山道のえげつなさがマッチしててとても綺麗に出来ていると思います。
ストーリーには期待していなかったんですが登頂時のスチールは自分でプレイしないと分からない感慨深さがあります。まるで登山そのもの。
BGM
BGMがとてもよかったです。シームレスにフェードで場面推移していったり、水の中だとこもって聞こえたり、細かい所のこだわりが丁寧。
チャプター6のクライマックスと、チャプター7の憑き物が取れたような高揚感はBGMの功績が大きい。
登頂!やったぜ!
難易度について
B面ステージやイチゴなどの収集要素を除けばストーリー上の難易度はそこまででも…いや、難しかったな…。ただ、やり直しがサクサクなのとレベルデザインがかなり緻密なので理不尽感を感じることもなく、延々とやれます。
時間を掛けるなら何とかなる感じ(というか止め時なくやっちゃう)。
レベルデザインの巧みさ
基本操作は「ジャンプ」「ダッシュ」「壁つかみ」しかないわけで、ステージをクリアしていくためには正しい一つの解法を辿る必要があるわけですが、個々の難易度が絶妙。
最初は、どうやって攻略するのか見当も付かないんですが、何度か死んでるうちに、解法に気づけるステージ構成になっています。
解法が分かったところで思った通りにマデリンを動かせないわけですが、もうちょっとで出来そうと思わせるギリギリの難易度にしてあるのが上手い。多分もう少し難しければ投げる人続出してると思う。
このレベルデザインの調整は天才的。
しかし、B面や隠しステージは全く別。完全に殺しに来てて容赦ないです。マジ超楽しい。
あとB面まだクリア出来てませんがBGMアレンジがいい感じ。尖りに尖ってめっちゃ好みです。
まとめ 8.8/10 難易度は高いけどプレイアビリティは親切
・難易度は高いが理不尽さはない
・ストーリーに起伏はないがエモはある
・容赦のないやりこみ要素
とまあ、難しければ難しいアクション程燃えるという人にはオールタイムお勧めしたいアクションでした。いや、終わらんぞ。Farewellまでちょっとずつ地道に進めます。
追記:他とのバランス調整のため点数変更 8.7→8.8